医療法人M&A・事業承継事業

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コラム

2024.07.26

医療法人M&A・事業承継事業

医療法人M&A・事業承継事業

弊社が展開しております事業の中に、医療法人M&A・事業承継事業がございます。

後継者不在でお悩みの医療機関様と、これから地域医療を担う医師をお繋ぎさせて頂き、地域医療サービスの向上に貢献したいとの思いで、医療機関様のM&Aを専門に取り扱っておられる企業様と提携し、業務内容の役割分担を明確にしながらM&Aを実行させて頂いております。

現在、クリニック様で約90%、病院様で約70%の医療機関様が後継者不在でお悩みで、親族による承継ではなく、第三者への事業承継を考えておられる医療法人様が増えております。弊社におきましても、M&Aの相談件数が増えておりますが、特にクリニック様からのご相談が多くなってきております。

M&Aは「事業譲渡」、「合併」、「出資持分譲渡」がございますが、弊社へのご相談の多くは「事業譲渡」でございます。M&Aは多大なお時間を要しますので、まず、何よりも最優先しないといけない事は「秘密保持」でございます。弊社は案件に着手する場合、まず「秘密保持契約書」を締結させて頂きます。事業譲渡側は、少なくても数年前から譲渡計画をし、医療法人M&Aに着手致しましたら、特に職員の雇用継続を含めた交渉が必要になります。譲受側は譲受する目的を明確にし、譲渡側の状況をご理解頂きながら案件を進めて行く事が大切だと考えております。

また、昨今、異業種からの譲受のご相談も増えておりますので、医療業界以外からの譲受のご相談につきましては、注意点を細かくご説明させて頂き、医療法人の運営は簡単ではない事をご理解頂いた上で、お話をお進めさせて頂いております。

以前は医療法人のお子様は医師になり、親の医療法人を継ぐのが流れでございましたが、最近では医師になっても、親の医療法人を継がない選択をされる方も増えて来ておりますので、今後、医療法人M&Aは益々案件が増えて行くと思います。

弊社も微力ながら、今後の医療業界が繁栄して行くお手伝いをさせて頂ければと考えておりますので、提携企業様との良好な関係を維持しながら、譲渡側、譲受側の双方にとって、良い結果になるよう、健全な医療法人M&Aを遂行して行きたいと考えております。

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